国立映画アーカイブで現在上映中のプログラム「日本の女性映画人(3)――1990年代」にて脚本家西田直子が取り上げられます。この特集プログラムでは前回「日本の女性映画人(2)―1970-1980年代」でおねえさんも取り上げられています。
『多淫OL』は、これちょっと直せばピンクのシナリオになると荒井晴彦さんが国映に持ってきたシナリオが元になっています。シナリオタイトル「セコハン・ラヴ」はシナリオを読んだ荒井さんがつけたものでした。
『姉妹OL』は田尻さんと西田さんがゼロから作ったシナリオで、西田さんにとってはピンク映画のシナリオを書くと意識して書かれた最初のシナリオになるのかと思います。書き上がったばかりのシナリオを田尻さんから読ませてもらったとき、その出来栄えにちょっと嫉妬しました。振り返ってみると、このシナリオの完成が脚本家西田直子誕生の瞬間だったのかもしれませんね。
両作とも日本映画専門チャンネルで放映され、同局の配信チャンネルでもR-15版をご覧いただくことは可能なんですが、フィルムで撮られた映画はやっぱりスクリーンにフィルム上映してもらってこそですので、貴重なこの機会に是非ご覧ください。